2008年08月23日

秋を迎えて・・・

深い緑が美しい山間の木々の葉も
どことなく
夏の疲れを見せはじめて
褪せた色に、夏の終わりを感じてしまいます。。


『青』の入り口で四季折々にかけ替える<あつらえ暖簾>は
秋を迎えるこの暖簾で、5作目になりました。

< 三日月に秋草 >



細くとがった弧が優雅な三日月の絵柄。
”古代紫”の色麻に、ゴールド の月が幻想的に生えます。

この既製のジョイントタペストリーに
秋の野に咲く
菊、萩をあしらってみました。
あえて
黒の刺繍糸でステッチをほどこし、
秋夜にかすかに揺れる
野花をイメージ・・・

どこか・・・
ものかなしさや奥深さを感じさせる
憂いを帯びた様子が表されていて・・・
いつもながら、すてきな手仕事のなせる”業”を見せ付けてくれた
手芸家 Rさん。
「参りました・・!」の一言です。




     ※刺繍部分をアップにしてみました。。。





          ”乳(ち)”と呼ばれる上部、棒通しの部分。
          <古代紫>と<丁字>の黄の色合わせが綺麗。。
          つなぎ合わせる部分は、古布で包んだ中に金ボタンを使用。
          透かして見えるボタンの金色が、暖簾の絵柄を引き立てています。





秋物の雑貨や器が増え、少しづつ秋色に染まりつつある『青』の店内。。

移りかわる季節に、一物のさびしさも感じますが
まもなく訪れる収穫の季節。
美しく澄み渡る空の色、
にぎやかに色づく野山にも、沢山の実りをもたらしてくれて・・・
あぁ、秋もまた数々の楽しみがあるのだと、
思い起してみたり・・・

すっかり心は秋色の私です。



 ■暖簾については、こちらも合わせてご覧ください。   
    ・カテゴリー「暖簾」
    ・一枚の絵   

Posted by 和雑貨・布・器 青 at 08:25暖簾